suzuken0331
7 maj 2023
碓氷峠鉄道文化むら/横川駅から国道/県道を進むこと30分強、「ようこそ金湯館へ」と書かれた看板のある駐車場に着くと、宿の送迎車に乗り換えて険しい山道を20分程度上っていくと渓流沿いにある宿に到着。印象的な赤い橋と金湯館の玄関が見え、橋向こうの母屋は明治16年の創業当時から現存する総ケヤキ造りとのことです。 客室は本館/別館があり、今回は本館の1号室に宿泊。こちらの部屋は隣部屋とは襖仕切りで天井には欅の太い梁が配されており、更にこの部屋は伊藤博文ら30人が来訪して明治憲法の草案を練った部屋とのことです。 温泉は別棟にあり浴室を開けると硫黄泉特有のにおいで、泉質は無色透明のカルシウム硫酸塩温泉とのことです。温めのお湯で長時間じっくり楽しむことが出来、浸かっていると細かな気泡がびっしりと肌についてきます。切り傷/やけどに加えて五十肩にも効用がありますと。 風呂から上がると夕食の準備が。金湯館では朝夕食は部屋食でありまして今回の部屋は二間続きなので居間/寝室を区別できました。さて夕食は、名物の山菜天ぷらが中心に据えられており、中身はイタドリ/ヨモギ/こごみ/タラの芽などなど。これに加えて刺身コンニャク/鮎の塩焼き/野菜たっぷりの豚汁が加わり、野菜をたっぷりと頼むことが出来ます。 夜は山宿ならではの動物の鳴き声や川の音を子守唄にぐっすり眠ることが出来ました。ちょいちょい天井のテンやハクビシンが走り回っていましたが、これもまた一興。 翌朝は鳥の鳴き声で目が覚め、一風呂浴びると朝食です。夕食と同じく山の幸で彩られており、山菜のおかず/とろろ芋/キノコのお味噌汁など体の喜ぶ食材を美味しくいただけました。
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