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10 april 2023
概要:愛犬同伴で利用可能な、北海道斜里町の宿泊施設(ゲストハウス・一棟貸し)。極めて安価で宿泊することができて、オホーツク地域東部の斜里町・網走を中心とした観光に便利です。(来訪:2023年2月下旬) 来運水の学校は、北海道斜里町にある宿泊施設(ゲストハウス・一棟貸し)です。場所は、釧網本線中斜里駅の南、清里町駅の東、それぞれ約3kmの場所にあります。また斜里町の中心部からは約10km離れています。またすぐ近くには美しい水をたたえ、パワースポットとして知られる来運神社があります。元々は来運小学校だったところを、旧校舎→ライダーハウス兼管理事務所、教員住宅→一棟貸し別荘、グラウンド→テントサイトという形でリノベーションした施設です。 斜里町を含めオホーツク地域には愛犬同伴できる宿泊施設は少ないため、希少な施設と言えます。 犬をこの施設に伴う条件としては、犬同伴可能な宿泊施設情報を提供している「STAY WITH DOG」のルールに則っています。概要は以下の通りで、詳細については上記サイトをご確認ください。 ・宿泊2-3日前にシャンプーを行っておく ・ヒート中およびヒート後2週間以内でない ・室内で粗相をしない、大人しくできる ・人用のベッドを利用しない なお犬に関する施設は特に設定されていません。雪深い時期であったため、グラウンドも完全に雪で埋まっていたため、犬の運動場としての利用も不可能でした(冬の時期以外の利用についてはご相談ください)。アメニティも特段準備されていないので、普段使っているものは全て持参する必要があります。また一頭あたり一泊1100円かかります。 一棟貸しですが、スタンダード(60平米、元教員住宅)とスーペリア(85平米、元校長住宅)の2種類があります。今回利用したのは、スタンダードの方でした。施設の作りとしては、駐車場(1台駐車可能、ただし別の場所に駐車場あり)、リビング・キッチン、寝室3室、浴室、トイレです。 寝室3室の内訳は、和室2室、シングルサイズのベッドのある寝室1室となります。今回の宿泊では、主にリビングとベッドのある寝室で就寝・生活していたため、暖房効率を高めるために使わなかったお部屋は締め切って利用いたしました。 台所には、IHレンジ・冷蔵庫・電子レンジなどがあり、また調理具・皿・コップ等も揃っていました。その気になれば調理(煙が出る場合は喫煙棟に限られる)も可能です。また暖房もしっかりしていたので、終日氷点下となる2月下旬でもそう寒くなく過ごすことができました。 気になった点としては、年季の入った建物のせいなのか、浴室が狭く若干匂いがあることと、トイレと浴室が寒いことです。またチェックインが15時〜21時なので、網走市街で夕食を摂ってから施設に向かうとギリギリになってしまうこと、チェックアウトが9時と早めなことが挙げられます。とは言っても、コストパフォーマンスの抜群の良さ(大人2名・小型犬2頭で今回は1泊9000円)から比較すると、欠点から目を逸らしても良いのではないかと思います。 近隣施設についてですが、すぐ近くには飲食店およびコンビニ・スーパーはありません。一番近いところだと、3km離れた清里町駅周辺になります。また温泉についても同様で、清里町駅近くの緑清荘が一番近く、次いでホテル清さと(2023年は休業)、斜里グリーン温泉(施設より10km)、パパスランドさっつる(施設より12km)となります。 今回こちらに宿泊した理由としては、網走・知床の流氷観光のためです。流氷観光の目的地である、道の駅うとろ・シリエトクや、道駅流氷街道網走のいずれも、1時間以内で到着可能でした。また南へ目を向けると、屈斜路湖・摩周湖をはじめとして、神の子池・アトサヌプリまでも大体1時間以内で到着できる場所にあるので、道東・オホーツク周遊の際の中継地点としても良い選択かと思います。 犬同伴の観光としては、基本的には自然を楽しむ(冬季を除く)ものだけとお考えください。知床であればオシンコシンの滝・オロンコ岩・知床峠など、斜里周辺であれば以久科原生花園・天に続く道・小清水原生花園など、網走方面であれば道立オホーツク公園・大曲湖畔園地・能取湖サンゴ草群生地・能取岬などです。なお愛犬同伴で食事ができるところはほとんどありません。夏季にテラス席が出るお店がごくわずかある程度です。 まとめ:愛犬同伴でのオホーツク・道東方面への観光を行う拠点として、極めてコストパフォーマンスに優れた宿泊施設(ゲストハウス・一棟貸し)です。
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